simple-chat-webui-for-dify を公開しました

Jun 11, 2024, 6:55 AM
Dify が本当に素晴らしく感動している今日このごろです。
勉強も兼ねて、Dify で作った1つのチャットボットを簡単に公開できる simple-chat-webui-for-dify というNext.js製アプリを GitHub で公開しました。

開発背景

Dify には、標準(?)のカスタマイズ可能なアプリである
https://github.com/langgenius/webapp-text-generator
があります。使ってみようと思い、Vercel にデプロイしてみたのですが、いまいち使い方がわからず挫折しました。
友人がちょうどチャットボットを欲しがっていたこともあり、非常にシンプルなWEBUIを作ることにしました。
当然ですが、ちゃんと使いこなすことができれば、webapp-text-generator の方が優れていると思います。

公開リポジトリ

https://github.com/microaijp/simple-chat-webui-for-dify

スクリーンショット


このような非常にシンプルなUIです。

カスタマイズ


.env (環境変数)を設定することで、色々とカスタマイズできるようにしてあります。

カスタマイズサンプル


友人用にカスタマイズした画面です。

インストール方法

詳しくは
https://github.com/microaijp/simple-chat-webui-for-dify/blob/main/README_ja.md
に記載していますが、

$ git clone [email protected]:microaijp/simple-chat-webui-for-dify.git
$ cd simple-chat-webui-for-dify
$ npm install

した後、.env
DIFY_APP_API_BASE_URL=https://xxxxx.xxxx.xxx/v1
DIFY_APP_API_KEY=app-XXXXXXXXXXXXXX
を、ご自身のものに書き換えてください。どちらの値も以下のスクリーンショットの場所から取得可能です。



Dify 開発チームへの感謝

素晴らしいアプリをオープンソースで公開してくださり、感謝しています。
Dify で使うためにベクトルDBの Milvus を Kubernetes のクラスターにデプロイして、高品質インデックス化を行うDify で使うためにベクトルDBの Milvus を Kubernetes のクラスターにデプロイして、高品質インデックス化を行う
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